毎年、11月23日は母島の氏神様、月が岡神社のお祭りが行われます
前日、いや担当者にいたっては前々日から料理の仕込みが始まります
前日はお餅づくりと当日の準備。
当日はお赤飯とお稲荷さん、子供たちや、スタッフのお昼ご飯の為の鶏飯、天ぷら2種類。
他に、有志によるたこ焼き、おでん、牛スジ煮込みなど…仕込むモノいろいろ
中でも、赤飯づくりは私が母島に来て、手伝いに来るようになって驚いたことの一つです
それは、ささげ(赤飯のオマメ)の茹で汁を、柄杓で何度も繰り返しすくって「ジャーッ」と流して冷ますことです!
何人かの人々が円くなって、ジャージャーやっていて、なんともこの時代遅れ感があり、何の意味があるのかと不思議に思いましたが…、この作業、赤飯の米粒に艶を出す効果があるのだそうです
空気を含ませながら、茹で汁を冷ますと…、その茹で汁自体も確かに透明感が上がる気がします
伝統の技ってことなのでしょうね〜
こういった、地域の料理づくりに参加すると、いろいろ勉強になります
お祭りは、少しにわか雨にヒヤヒヤさせられましたが、楽しく滞りなく終えました